こんにちは、mochaです!
前回に引き続き....
パーン!
コーヒーやスイーツは食べ合わせ次第でもっともっと美味しくなる
「フードペアリング」についてのお話です。
バレンタインシーズンということで、チョコ系スイーツに合うコーヒー豆を『産地別』に紹介させていただきました。
【記事概要】
今回は「フードペアリング」という観点からコーヒーの『焙煎別』でバレンタインスイーツに合うコーヒー豆の選び方を提案しますね!
ちなみに私、バレンタインは忍びのような生活をします。
はい、どうでもいいです。
前回のおさらい
「フードペアリング」とは食べ合わせのこと。食材同士、相性の良い組み合わせでお互いの味を高め合いもっともっと美味しくなるという意味です。
フランス語で「マリアージュ」、「結婚」とも言います。
バレンタインといえばチョコ系や小麦粉系のスイーツ。
それらチョコや小麦粉の、苦みやコクの要素を持ったコーヒー豆を選ぶと必然的に相性がいいですよというアイデアをご紹介しました。
せっかく頂いたそのバレンタインチョコ、相性の良いコーヒーと一緒に美味しく召し上がりましょう!
バレンタインスイーツと相性の良いコーヒーの定義
バレンタインスイーツといえば、チョコ系のお菓子や小麦粉を使ったお菓子が多いですよね?これに合うコーヒーを見つけるのは簡単です。
ポイントは、チョコや小麦粉と同じ要素を持った豆を見つければ良いのです!
例えば
【チョコレートの要素】・・・カカオ、苦み、重厚感、コク
【小麦粉の要素】・・・穀物、コク
これがそれぞれの要素だとしましょう。
ではそれと同じ要素を持ったのコーヒー豆、
「カカオ感やナッツ感、苦みやコクを持った豆」
すなわち中南米産やインドネシア産の豆の特徴と同じになります。
したがって極端な話、産地だとこの2点がおすすめです。
じゃあそれ以外の産地の豆は合わないってこと!?私アフリカ産のコーヒーが好きなのよ。えーーー!
奥さん、それ以外の産地の豆も『焙煎度合』を変えれば合いますよ。
掘り下げてみると『焙煎度合』によっても、豆の苦みやコクが変わります。
『焙煎別』味の変化
こちらをご覧ください。
注意:典型的なO型です。イラストの雑さは大目にみてください。笑
『焙煎』について
豆の焙煎に時間をかければかけるほど色が濃くなり『深煎り』になります。
逆に焼き時間が短いと色は薄く『浅煎り』になります。
矢印右に行くほど焙煎が深くなり、色が濃くなっています!
焙煎に伴い『味の変化』について
浅煎り
焼き時間の短い浅煎りは色が薄く『酸味』が前面に出ます。
逆に苦みやコクが少ないのが特徴になります。
深煎り
焼き時間が長い深煎りは色が濃く『苦み』と『コク』なるものが出てきます。
逆に酸味が少ないのが特徴になります。
中煎り
上の二つの中間である中煎りの豆は、酸味と苦みの中間『バランス』のいい豆になるでしょう。ある意味偏りのない、マイルド・飲みやすさが特徴です。
勘のいい方はもうお気づきのはず。
【深煎り豆の要素】・・・苦み、コク
この要素って・・・
【チョコレートの要素】・・・カカオ、苦み、重厚感、コク
【小麦粉の要素】・・・穀物、コク
バレンタインスイーツの要素となんとなく一緒。
あらやだ、一緒!
納得しましたかな、奥さん。
つまり『深煎りの豆』がチョコや小麦粉を使ったバレンタインスイーツとの相性が良いという結論になります。
なので前回おすすめした中南米やインドネシア以外の産地のコーヒー豆でも『深煎りの豆』であれば、一般的にバレンタインスイーツとの相性は良いです!
結論
バレンタインスイーツに合うコーヒー豆は
- 中南米産
- インドネシア産
- (それ以外の産地で)深煎りの豆
がフードペアリング、つまり相性の良い豆ということになります。
その結論、ちょっと待った!
チョコ系以外に合うコーヒーも知りたいという場合。
私、バレンタインにはチーズケーキをあげるのよね。
フルーツタルトに合うコーヒーは?
同じく食材の要素から見ていきます。
チーズケーキもフルーツタルトは、チーズや果物の『酸味』の要素があります。
したがって
- 浅煎り全般
- モカ
- キリマンジャロ
- ハワイコナ
- ゲイシャ
などなどなどなど・・・・
『酸味』や『フルーティさ』の観点から探すと良いでしょう。
まとめ
2回にわたって紹介した『フードペアリング』についてですが、
同じ要素を持つモノが基本的に相性が良く、似たような味わいにするのが良いですよというお話でした。
でもこれは一般論で、
逆に違う要素を掛け合わせ、新しい味わいを発見するのも楽しいですよね!
美味しいものは何と食べても美味しい・・・という本音がポロリ。
以上、ちょっとだけコーヒーに詳しい私からのフードペアリングの勧め(焙煎編)でした!
合うか合わないかはあなた次第です。
最後まで読んでいただき誠にありがとうございます!
【関連記事】
・バレンタインスイーツレシピ
・フードペアリング(産地編)