個人的に、妊娠中のカフェインはご法度みたいなイメージがあったので記事にしてみました。
こんにちは、mochaです。
わたしの姉が、現在双子を妊娠中でして。
4年前に第一子をすでに出産しているので2度目になります。
妊娠わたしじゃなくて姉でーす。はぁ。(そりゃそうか)
ちなみに姉も無類のコーヒー好き。
だから、今回双子妊娠がわかった時に、その点でちょっぴり落胆してた。
でも姉は確認を兼ね、医者に妊娠中のカフェイン摂取について聞いてみた。
コーヒーは胎児のためにしばらく控えます!
いや、飲んで平気ですよ?
ふぁーーーーーーーーーー!!!!!
カフェインが妊婦に与える影響
デメリット
そもそもなんで、妊婦=珈琲ダメゼッタイ。のイメージがあるのでしょう?
- カフェインの利尿作用によるカルシウムの排出
- カフェイン内の「タンニン」が鉄分の吸収を妨げる
- 利尿作用で水分不足になる
- 妊娠中の胃もたれを助長
- 血管収縮による胎児への影響(低酸素など)
メリット
珈琲は健康食品でしょ?はい、私もそう思います。体へのメリットは?
- アロマによるリラックス効果
- 集中力向上などの覚醒作用
- 基礎代謝を上げてダイエット効果
- ポリフェノールの抗酸化作用
- 血管収縮による頭痛、肩こりなどの鎮痛効果
なるほど。メリットもデメリットも兼ね備えているんですね。
もう、どっちを信じて良いかわかりません!
大切なのは飲み方なんです。
妊娠中の正しい飲み方
メリットとデメリットを照らし合わせた時に、デメリットの方を重視してしまいがち。しかし、珈琲はそもそも健康食品。
正しい飲み方をすれば、胎児に全く影響を与えず、むしろメリットしかないそう。
1日の杯数
妊娠中の場合、コーヒーは1日2杯までにしましょう。
WHO(世界保健機関)の基準で、妊婦が摂取しても安全なカフェインの量を、
1日あたり、200mg〜300mgと定めました。
ドリップコーヒー1杯のカフェイン含有量=約100mg
なので、1日に3杯は飲める計算になります。
しかし、この基準は欧米向け。
日本人のカフェイン分解力は少し下がるので、大目に見て2杯までがいいそう。
1日2杯って、まぁまぁ十分な量ですね。
飲むタイミング
コーヒーを飲むタイミングは食後30分以上空けてから飲みましょう。
上記の通り、カフェインはカルシウムを排出してしまったり、鉄分の吸収を阻害してしまう。
だから食前や食事中にコーヒーを飲むと、食べ物からせっかく摂取した栄養素を外に出してしまう。
したがって、食べ物が吸収される食後30分は最低でも空けてコーヒーを飲みましょう。
飲み方
ラテなどのエスプレッソ系ドリンクに注意!
1日の杯数は2杯まで。ただしこれはドリップコーヒーの場合。
注意が必要なのはエスプレッソ系ドリンク。(ラテ・カプチーノ・アメリカーノなどの濃いエスプレッソを割ったもの)
ドリップコーヒー
上記の通り、
1杯のカフェイン含有量=100mg。
※ただし1杯は150ml
エスプレッソ系
1杯のカフェイン含有量=80mg。
※ただし1杯は40ml
『エスプレッソはコーヒーの原液。
ウイスキーでいうロックを飲むようなイメージ。』
したがって少ない量でもカフェインが多く含まれているので、
ラテはミルクと割っているからといってあなどってはいけません!
見た目は薄そうに見えるけど、ラテ飲みすぎ注意ー!
(これはお医者さん情報じゃなくて、わたしがバリスタ時代にお勉強したことです。照り)
結論
あんまり気にするとストレスになりますよー。
妊娠中だからといって、ガチガチに気にする必要はなさそうです。
むしろ気にしすぎてストレスになることの方が心配なので、
コーヒーがお好きであれば飲むべき、と産婦人科の医師は言っていました。
ただし!正しい飲み方を守ってとのこと。
大量に摂取すれば、いくら健康食品でもデメリットの方に傾きます。
そうしても2杯以上、いや、もっとという方は、カフェインレスコーヒーと組み合わせてみてください。あれはカフェイン量たった1mgしか入ってないので。
カフェインの許容範囲は個人差があるようですが、
1日2杯って一般的な人が習慣的に飲んでる量とあまり変わらないですよね。
姉のおかげでお医者さんからいいこと聞けてよかったです。笑
ぜひ参考にしてみてください。
用法用量を守って楽しいコーヒーライフを!
最後まで読んでいただきありがとうございます。